所有している輪行袋は、あさひのポチットRB007である。いろいろ調べて評判が良いので購入した。しかし、購入後初の利用では、車輪の固定方法とベルトの締め方がよく分からず、また、スプロケットを保護せずに収納してしまったため、フレームに傷がつき、悲しい思いをした。輪行2回目ではボロ布でいろいろ保護してみて一定の成果を得たが、まだしっくりこなかった(とくにホイールとフレームの固定方法)。
今回は、補助アイテムとして100円ショップでマジックテープのバンド、スプロケット保護ができそうなクッション素材で出来た小袋(後にオーストリッチのスプロケットカバーも購入)、フレーム保護ができそうなクッション素材を用意した。結果から言うと、バンドが大活躍で、スプロケット保護も有効だった。フレーム保護は面倒なので利用しなかった。
で、実際には以下のようにホイールを車体にバンド固定した。後輪はギア側にして、ペダルはギア側が前(フロントフォーク側)にくるようにしておく。バンドで固定しておくとその後の袋詰作業がすごくラク。

この後、袋詰めしてベルトを締める(ベルトは袋にあらかじめ通しておくと良い)のだが、後輪側はペダルに引っかかるように閉めると良い。あさひの解説動画だともっとリアディレイラー側で締めているようにみえるけど、そうなるとテンションがかかっているチェーンにベルトが食い込む感じでなんか気になる。また、2本のベルトをつないで肩にかける部分をつくるときの長さが足りない。このへんはもう一工夫できるかもしれないが、いまのところこのやり方でまあ良いかと思っている。

収納後の全景は以下のようになる。前ハンドルは曲げても曲げなくても良いが、曲げないほうが安定度が高い。

ここからは、ニッチな情報(湘南新宿ラインのグリーン車による輪行時の収納場所)をまとめておく。湘南新宿ラインの普通車両を利用する場合は、いわゆる普通の電車の輪行時の注意点を守れば良いだけだろうが、ちょっとリッチにグリーン車で輪行がしたかった。でもその時、輪行袋はどこに置けば?という疑問があった。
結論から言うと、(上記の輪行袋の場合)平屋車両の最後尾の座席と壁の間に収めることができる(対象は現行のE231系車両)。

通路にはごくわずかにはみ出る程度(ハンドルは曲げてない状態)。座席後ろに収める時と出すときにはちょっとコツが必要で、一度車体をあげるようにしないと、反対側の座席に突っかかってしまう場合があった。
今回は、平屋車両で試したが、スペース的には2階建て車両の最後尾の座席後ろでもいけそうな気がした。しかし、その場合は階段の昇り降りが必要なのがネックになりそう。
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