そろそろなんかアップグレードしたいと思い、当初はパイオニアのパワーセンサーを検討していたが、飽きそうな気もしたので方向転換。
アルテグラの新型が最近(半年以内?)出ていて、面白そう(シンクロシフトとかスマホで設定変えられたりとかgarminと連携してギア状態を表示できたりとか)なので、そちらにすることにした。サクッと換装してもらえるかと思ったが色々紆余曲折があったので以下に記しておく(約3週間かかった)。
1.見積り依頼 → 換装依頼
今のカーボンフレーム(SCOTT ADDICT20)にしたときに、ワイヤー内臓式なので、Di2もバッテリ内蔵できると言われた(気がする)ので、その旨を話して、見てもらったところ、バッテリ内蔵、ワイヤーも内蔵できそう、とのことなので、換装をお願いした。
RDはヒルクラを見越して、でかいギアに対応したGSタイプにしてもらい、スマホと通信できるようにWU-EW111を追加。他(クランク、ブレーキ、チェーン)は既存のを流用で。
2.ショップ「外装じゃないと出来なさそうです・・・」
メール連絡が来て、RDの穴が小さくてエレクトリックケーブルが通せないとのこと。実は手持ちのフレームは電動内装には非対応のフレームだったらしい。ショップからは、バッテリ外装での換装(当然ケーブルも外を這わす)を提案された。
バッテリ内蔵、ワイヤーも内蔵できるとのことで依頼したので、なんとかならないか相談:
- RDの穴を広げる → カーボンフレームなのでやめたほうが良い
- エレクトリックケーブルを切断し半田付け → 保証が受けられなくなる(そのスキルはない?)
上記のように、どれもショップ側が引き受けてくれない(まあ確かに微妙な案ばかりだが)ため、この時点で電動化は断念。
3.諦めきれず、半外装でもいけないか相談
ただ、調べてると、BB下のワイヤーガイドからケーブルを出している事例を見つけた。この時点ではすでに車体をショップに預けてしまっていたので、実際に自分の車体のケーブルガイドがどうなっているか不明だった。
週末にショップに出向き、BB下のワイヤーガイドを確認したところ、プラスチックでできていて簡単に外れそうだった。 そこで、バッテリ内蔵で、FDとRDへの配線はBB下からケーブルを外に這わす形でできそうかを検討してもらうことに。
4.ショップ「ワイヤーガイドなしだとケーブルが固定できなさそうです・・・」
しばし後に上記の連絡が来て、またも悩む・・・。
穴をなんかテープで固定してもらうかと思ったが、ケーブルガイドがプラスチックだったので穴あけを依頼。ただ、割れると困るため、スペアパーツの有無を調べてもらい、スペアパーツがあればそれを予備として注文し、穴あけ作業してもらうことに。
5.納品時のトラブル(EW-WU111との接続)
「作業完了しました!」とのことで取りにゆく。STIからのケーブルは、トップチューブ脇から内蔵されていて、バッテリも内蔵、BB下のケーブルガイドには穴が開けられていて、そこから外側にケーブルを這わせてFDとRDに接続、という希望通りに。
一通り説明を聞いた後、Bluethooth通信ユニットとスマホアプリの接続を試そうとしたところ、アプリ側でエラーが出て、なかなか接続できない。試行錯誤(PCと繋いで通信ユニット以外のファームを更新してもらったり、ケーブルを抜き差ししてもらったり)していたところ、OS側で初期パスコードを入力しないといけないことが判明。初期パスコードを入力して接続後、パスコードを変更し、EW-WU111のファームウェアをアップデートを仕掛ける。
ファームウェアアップデート中、支払い等の手続きをしていたら、途中でスマホがロックされてしまい、ファームウェアアップに失敗、単なる変速すらできない状態に・・・。またも、 試行錯誤してもらっていたら、PCで接続後にうまく動くようになった(Fail状態が解消された?)ため、今度はスマホロックされないようにEW-WU111のファームウェアを更新した。
帰宅後、garminとの連携も問題なく設定できた(Add SensorでShimano Di2を選び、データフィールドを追加)。
使用感等は、別エントリにて。